はじめに
このセクションでは、Memsource Cloud のデータ保管方針についてご説明します。法的な事項はサービス利用規約に規定されており、セキュリティ面の説明はセキュリティーについてに記載しています。
ごみ箱内のデータ
ごみ箱に移動したデータは30日間保存され、その後完全に削除されます。ユーザーは、必要に応じいつでも手動でごみ箱を空にして中のデータを完全に削除することができます。
プロジェクトの保管期限
プロジェクトの削除をお知らせする警告
- 作成日から6ヶ月以上経ったプロジェクトでは、新しいジョブの作成ができなくなります。
- さらに、作成から12ヵ月が経過するとプロジェクトはシステムにより自動的に削除されます(削除の6ヶ月前から警告メッセージがプロジェクトページに表示されるようになります)。プロジェクトの削除に伴い、そのプロジェクト配下のジョブ、解析結果、参考資料も削除されます。これらのファイルはごみ箱内に30日保存された後、完全に削除されます。例外として、プロジェクトに設定されている翻訳メモリと用語ベースは削除されません。
プロジェクト保管期限の延長
プロジェクトの保管期限を延長するには2つの方法があります。
- プロジェクトページから保管期間を7ヶ月間延長することができます。この方法で繰り返し延長することも可能です。延長を選択すると、そのプロジェクト下でまた新しいジョブを作成できるようになります。
- 全てのプロジェクトを対象とした有料の保管期間延長オプションを購入することができます。デフォルトでは Memsource のプロジェクト保管期限は1年間ですが、必要に応じてこれを2年または3年に有償で延長することができます。
プロジェクトの保管期限の定義
プロジェクトの保管期限は、最終更新日ではなくプロジェクトの作成日に基づいて算出されますのでご注意下さい。
翻訳メモリの保管
下記の例外を除いて、翻訳メモリに保管期限はなく、ユーザーが削除しない限り消えることはありません。
利用されていないアカウントの翻訳メモリの削除
有効期限が切れてから6ヶ月以上経ったアカウント、もしくは無料のパーソナルエディションで6ヶ月以上ログインのないアカウントの翻訳メモリは削除されます。
翻訳メモリを引き続き使用する際は:
- アカウントの期限が切れて6ヶ月経つか、もしくは無料のパーソナルアカウントで6ヶ月以上ログインがないと、該当アカウントの翻訳メモリがごみ箱に移動される旨が管理者ユーザーにメールで通知されます。
- 特になにも行わない場合、翻訳メモリはごみ箱内に30日間保管された後に完全に削除されます。翻訳メモリが削除されないようにするには、30日以内に管理者ユーザーがアカウントにログインし、ごみ箱から翻訳メモリを復旧させる必要があります。
用語ベースの保管
用語ベースに保管期限はなく、ユーザーが削除しない限り消えることはありません。
データのバックアップ
Memsource はシステム全体のデータバックアップを毎日行っています。ユーザーは、次の方法でデータをバックアップできます:
手動のデータバックアップ
下記をダウンロードすることで、プロジェクトの主要なデータをバックアップできます。
- オリジナルファイル
- バイリンガル MXLIFF ファイル
- 訳文完成ファイル
自動のデータバックアップ
チームスタート以上のエディションをお使いのユーザーは Memsource API を利用することで自動的にデータをバックアップすることができます。
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